2012年3月27日

Yii Framework: ウィジェットの作り方 ( フラッシュメッセージ編 )

データをデータベースなどに保存したときに、ビューで「データを保存しました」などとメッセージを表示することはよくあることかと思います。それを Yii でやるには一般的に以下のような感じになります。

コントローラ: ビュー: コントローラでフラッシュメッセージをセットして、上記のコードの場合ビューで success という名前のフラッシュメッセージがセットされていれば、それを表示する、みたいな流れです。

これはこれでわかりやすく良い流れだとは思いますが、いくつかのビューでこれを使う場合、ビューで、同じようなコードを何度も書くことになります。この「ビューで同じようなコードを何度も書くこと」を避けたいがために、CakePHP 脳の自分はつい部分ビューを作る方に走ってしまうのですが、Yii で Twitter Bootstrap を扱えるエクステンションを触っていたら、それをウィジェットで作ったのがあったので、これはいい!っと思い、シンプルに加工してパクってみました。それが以下 $keysプロパティは CWebUser::setFlash() のキーと関連していて、$template プロパティで div タグのテンプレートを予め用意しておく。で、あとは CWebUser::hasFlash() で $keys プロパティの配列を見ていって true が返れば $template の {key} と {message} 部分を $key , Yii::app()->getUser()->getFlash($key) に置き換える、という感じだと思います。

ビューで使う場合は /config/main.php の import 部分に 'application.components.widgets.*' を追加して、/components/widgets 下にFlash.php を置く。あとはビューで <php $this->widget('Flash'); ?> と書けばOKです ($keyの配列の値にないものを使う場合は <php $this->widget('Flash', array('keys' => 'キーの名前')); ?> )。

ウィジェットって...何?から、ウィジェットってこういう使い方もできるんだなぁと少しずつなってきました。

参考リンク

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